今日は少し仕事の話を。
再来年から、小学校では外国語活動、いわゆる英語教育が始まります。
ご存知の通り、日本の子どもたちの学力はどんどん低下してきているといわれています。低下しているというより変化してないというべきかも。とりあえず諸外国と比べて低くなったってことです。
「今の日本の学力は諸外国との相対的な評価としては低下している。絶対評価としてはそこまで変化していない」→私の認識はこうです。あくまで個人的見解です。
どちらにせよ、変わらなければなりません。チェンジが必要です。もちろんプラスのベクトルへ。
みなさん、学力世界一ってどこかご存知で?実はフィンランド。(PISA調査によるもの、日本でいう学習到達度調査)
フィンランドで新しい指導要領が生まれて数年?思考力や表現力、判断力を問題解決学習の中で身に付けていく。そういった学習のあり方が確立されているようです。実はそれが今日本の目指している教育なのかも。
我が国で「総合的な学習」という教科ができて数年。これのせいで基礎学力が低下したとか、他の教科へしわ寄せが...とか、散々言われてたが、それは教師の資質不足、能力不足、計画不足に尽きないと思う。総合的な学習ほど指導者の計画性、センス、やる気が試される教科はない。だって、これを教えないといけないっていう、カリキュラムや教科書はないねんから。ということは、まさに指導者次第であり学校次第。教師にとって最もやりがいのある教科であると俺は思う。
総合的な学習もまた基本的に問題解決(課題解決)学習を軸として作られたもの。問題解決(課題解決)のために、それを実現するために、パソコンを駆使し、計算をし、たくさんのテキストから必要な部分を抽出し、文書に表し、聞き手がわかるようなプレゼンをし...。まさに自然な学習。詰め込み教育ではなく、自然な自主学習。このような場を設定しフォローしてやるのが指導者の役割。絶対に押さえないといけないことは、子どもたちが、本当にその問題(課題)を解決したい、なんとかしたい、知りたい、と思えるような問題(課題)の提示や提案。ここをどう押さえるか、どれだけやりがいを持たせるかで到達度は変わると思う。
「詰め込み教育」という教師目線ではなく、「問題解決学習」という子ども目線の教育。そのサポーター、ナビゲーターとして指導者がいる、それが俺の理想の教師像であり目指すべきところ。(あくまで現時点でですけど)
ちょっと酔っぱらってます。すんません。
それと外国語活動について全然触れてなかった。。。それについてはまた後日。
2009/08/04(火) 20:24 |
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